神さまはすごい

こんにちは。ちろるです。

 

本日は博物館に行ってまいりました。博物館の雰囲気は現代、この世、現世と隔絶されたようで私は好んでおります。別世界に行った気というのはどうしてこうも心地の良いものなのでしょうか。そしてなぜか、博物館に飾られた人間味のある絵画に親近感を覚え安心するのでしょう。

 

このごろ私はメソポタミア文明がマイブームで、この時代の宗教と政治の入り混じった神秘的な芸術に心惹かれます。私は当初メソポタミアといえば、あの現代のプリクラでもそうはならないと言うほど目力の強さが特徴的なシュメール人しか存じていませんでしたが、調べれば調べるほどその奥底にある文化に興奮を覚えます。

王は神の代行者であり、同等のものであり、信仰する者として様々な形で表現されていますが、私は日本に伝来した仏教といい、本当に上に立つものは神を信じていたのかと疑問に思います。なぜなら個人的見解としては、自分の権力維持に神を利用しているようにも受け取れるからです。織田信長のような絶対的存在を恐れない姿勢は例外ですが。本当に彼らは純真な心からの信仰をしていたのでしょうか。

 

そんなことを述べましたが、結局一番の力は人の信仰心だと思いますが。そうでなきゃキリシタンに将軍が苦心するはずありませんから。

それでは。